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1:卵子ドナー登録とは何ですか?
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台湾では、卵子ドナー登録は法令に基づいて行われており、20~40歳の健康な女性が、認可された生殖医療機関において、自身の卵子を提供し、妊娠が難しいご夫婦を支援する医療行為を指します。
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2:卵子ドナーの治療にはどのようなリスクがありますか?
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卵子ドナーの治療は専門医の管理のもとで行われるため、基本的には安全性の高い治療です。
一部の方には、腹部膨満感、腹痛、吐き気、場合によっては腹水などの症状がみられることがありますが、多くは月経が来ることで自然に改善します。また、約1~2%の方に卵巣過剰刺激症候群(OHSS)がみられることがありますが、適切な治療により回復し、後遺症が残ることはほとんどありません。更年期が早まることや、不妊の原因となることもありません。
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3:卵子ドナーの治療期間はどのくらいかかりますか?
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健康診断から資料の審査完了までは、約1か月程度かかります。審査完了のご案内後、月経3日目から通院を開始し、採卵までの治療期間はおよそ12~14日間です。なお、治療期間中は2~3回程度のご来院が必要となります。
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4:採卵当日は、仕事や学校を休む必要がありますか?
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排卵を促す注射の投与から36時間後に手術を行いますが、茂盛病院では通常、早朝に採卵を実施いたします。手術には麻酔を使用し、終了後も院内で経過観察を行うため、当日は無理をせず、ご自宅で靜養して体力を回復されることを推奨しております。
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5:卵子ドナーの治療期間中、生活面で気をつけることはありますか?
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基本的に普段通りの生活が可能で、仕事や通学も問題ありません。ただし、漢方薬・西洋薬・睡眠薬・ダイエット薬などの服用は中止し、提供が完了するまで控えていただく必要があります。また、治療をご希望される場合は、事前の健康診断前に少なくとも3か月間、避妊薬やビタミンA誘導体の使用を中止してください。その後、検査・評価を行い、採卵が終了するまで引き続き服用は控えていただきます。
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6:卵子を提供後、卵子を利用する方や第三者に自分の情報を知られることはありますか?
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現在の台湾の生殖医療に関する法規では、提供者・受給者ともに匿名が原則となっており、相手が個人情報を特定することはできません。茂盛病院では、関連法規を遵守し、受給者に提供される情報は、国籍・人種・肌の色・血液型などに限られます。個人を特定できる情報が公開されることはありませんので、ご安心ください。
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7:卵子ドナーの治療では、必ず注射が必要ですか?自分で注射するのが不安な場合はどうすればよいですか?
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排卵誘発の注射はすべて皮下注射で、針も短いため、通常はご自身で注射することが可能です。痛みもそれほど強くありません。注射に不安がある場合は、注射薬を処置室にお持ちいただければ、診察の予約なしで専門の看護師が注射をサポートいたします。また、現在はより負担の少ない長時間作用型の注射薬もあり、注射回数を大幅に減らすことが可能です。ご希望に応じて、医師とご相談のうえご使用いただけます。
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8:治療の影響で、将来不妊になったり更年期が早まったりすることはありませんか?
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通常の生理周期では、選ばれた1つの卵胞だけが排卵され、残りの基礎卵胞は自然に退化し、体に吸収されます。卵子ドナーの治療では、その月経周期に合わせて排卵誘発剤を使用し、その周期に存在する基礎卵胞を成熟させて採取します。そのため、卵子提供によって更年期が早まることはなく、また不妊の原因になることもありません。