Q&A
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1:卵子提供治療とは何ですか?
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卵子提供とは、第三者(卵子提供者/ドナー)から提供された卵子とご主人の精子を体外で受精させ、培養後に奥様の子宮へ移植し、奥様ご自身が妊娠・出産を目指す不妊治療の一つです。
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2:どんな場合に卵子提供治療が検討されるのでしょうか?
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主に以下のようなケースが考えられます:
- 加齢や原因不明の卵巣機能不全の方
- 先天的に卵巣での卵子発育が困難な方
- 病気や治療の影響で排卵機能が失われた方
- 遺伝性疾患により、健康な赤ちゃんを授かることが難しい方
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3:卵子提供治療には、どんなリスクがありますか?
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卵子提供は、「妊娠の成立を助ける方法」であり、自分の卵子や精子で妊娠した場合と比べ、母子にリスクが増えるわけではありません。
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4:治療全体の期間はどれくらいかかりますか?
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卵子提供を希望されるご夫婦が申請された場合、通常は約1週間以内にマッチングが完了します。その後、台湾へのご来院は通常2回で治療を完了することが可能です。個人差はありますが、特別な事情がない限り、マッチングから胚移植まで最短で2〜3か月ほどで治療を終えることができます。
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5:治療を開始する前に準備したほうがいいことはありますか?
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治療をスムーズに進めるために、事前にご夫婦の健康状態や過去の治療歴を整理しておくことをおすすめします。また、生活習慣の見直しや体調管理を整えておくと、より安心して治療に臨むことができます。
治療に必要な検査や準備については、医師が個別に確認し、適切なアドバイスを行いますのでご安心ください。
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6:台湾で治療を受けても、日本で問題なく出産できますか?
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台湾で胚移植を行った後、通常は日本の医療機関で妊娠判定の検査をお受けいただきます。
また、定期健診からご出産まで、すべて日本の医療機関で行っていただく流れとなります。
必要に応じて、当院もご連絡を取りながら継続的にフォローいたしますのでご安心ください。
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7:卵子提供者(ドナー)の健康は保証されていますか?選考基準は?
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台湾の「人工生殖法」第8条により、卵子提供者は20歳以上40歳未満で、心理的・身体的健康状態や家族歴の評価を受け、生殖や健康に影響する遺伝性疾患や感染症がないことが条件です。
また、当院では法律の基準に加えてさらに厳格な条件を設けています:
- 年齢:20~34歳
- BMI:18~24
- 身長:155cm以上
- 健康審査:染色体核型検査、FXS遺伝子検査、SMA遺伝子検査も追加で実施
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8:ドナーの国籍は?人数はどれくらいですか?
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当院の卵子バンクには、主に台湾籍のドナーが登録されています。外国籍の方もおり、香港やモンゴルなどの国籍の方が含まれます。
ドナーの登録者数は数百名以上で、いずれも事前の健康診断や各種条件をクリアしたうえで、茂盛病院にて正式に卵子提供を行っています。
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9:ドナーの写真を見ることはできますか?(自分と顔が似ている人を選べますか)
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台湾では法律により、ドナーの顔写真をご覧いただくことはできません。そのため、当院ではマッチング時に「ご要望シート」という専用フォームをご記入いただき、ご希望条件をお伺いしております。いただいた内容をもとに、最も適したドナーをご紹介できるように努めております。
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10:ドナーが血縁関係にあった場合や、将来子どもがドナーの子孫と結婚することはありませんか?
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台湾では、卵子ドナーとレシピエントの情報を国民健康署に提出し、「四親等以内の親族関係」がないか審査を受ける必要があります。この審査により、双方に血縁関係がないことが確認してから治療が進められます。
また、台湾の「人工生殖法」では、1人のドナーの生殖細胞を同時に複数のレシピエントに提供することはできません。1組のご夫婦が妊娠に至った時点で、そのドナーの提供は終了となり、出産後に残っている卵子は破棄されます。
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11:卵子提供治療の妊娠成功率はどれくらいですか?
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当院では、卵子提供を受けた方の胚移植における累計妊娠率は2024年のデータで90.7%に達しています。
特に高齢で治療に望まれる方や、ご自身の卵子の状態が思わしくないご夫婦にとって、卵子提供は非常に有効な選択肢となります。また、妊娠の成功には卵子の質だけでなく、受精や胚の発育、子宮内膜の状態、生活習慣などさまざまな要因が関わります。40年以上にわたる当院の実績と技術で、皆さまが望む妊娠に近づけるよう最大限サポートいたします。
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12:1回に移植できる胚は何個までですか?
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移植する胚の数は、年齢や治療歴、胚の状態などを総合的に考慮し、医師が判断いたします。一般的には、母体と胎児の安全性を優先し、単一胚移植(1個)が推奨されることが多いです。ただし、ご状況によっては医師の判断のもと2個移植を検討する場合もあります。最終的には、医学的な観点を踏まえながら、患者様のご希望もお伺いして決定いたします。
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13:凍結卵子を使った治療は安全ですか?
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卵子の凍結保存を行う際には、ガラス化凍結法という特殊な方法で瞬時に凍結を行います。これは、凍結による結晶を作らないための特殊な方法です。また、マイナス196℃の液体窒素内で保存することで細胞損傷を防いでいます。凍結卵子は解凍後も90%以上の高い生存率が確認されています。
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14:PGT-A検査(着床前胚染色体異数性検査)はやったほうがいいのでしょうか?
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PGT-Aは、胚の染色体数に異常(異数性)がないかを調べる検査で、移植前に胚の状態を確認する目的で行われます。 染色体異常のある胚を避けることで、流産のリスクを軽減することが期待できます。当院では、検査のメリットや限界について医学的な観点からご説明したうえで、患者様のご希望を尊重しながら、実施の可否を判断しています。
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15:子どもに卵子提供のことを伝える必要はありますか?台湾ではどうなっていますか?
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子どもに伝える義務はありませんが、心理的な面やお子様の将来を考えると、伝えるかどうかを事前に考えておくご夫婦もいらっしゃいます。台湾では、卵子提供で生まれた子どもに関して、親が伝えるかどうかは個々の判断に委ねられています。
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16:茂盛病院での治療期間中、日本で検査が必要になることはありますか?
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当院で治療を開始する前に、過去の治療歴や検査結果を確認させていただきます。その内容に応じて、医師から事前に日本で検査を受けることをおすすめする場合があります。たとえば、奥様には子宮卵管造影検査、ご主人には精液検査などが挙げられます。また、胚移植の前には、必要に応じて免疫や子宮内膜に関する検査をご提案することがあり、より適切な移植タイミングや子宮内環境の把握に役立てます。
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17:子どもは自分のDNAを持たないのですか?
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卵子提供では、受精に使われる卵子はドナーから提供されるため、生物学的には卵子提供を受けた奥様のDNAを持たないことになります。しかし、受精に使われる精子はご主人のものであり、胚は奥様の子宮で妊娠し、出産へと至ります。遺伝的なつながりの形は異なりますが、奥様の子宮の中で大切に育まれ、命をかけて出産されるという事実に変わりはありません。
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18:将来、子どもがドナーの情報を知りたいと言った場合はどうなりますか?
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台湾では、法律に基づき、第三者が関与する生殖医療(卵子提供・精子提供)において、ドナーと治療を受ける夫婦の双方が匿名となる制度が採用されています。 そのため、ドナーの情報調べることはできません。
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19:卵子提供治療に年齢制限はありますか?
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台湾での卵子提供治療に年齢制限はありません。医師が妊娠の可能性や安全性を確認したうえで、治療を受けることが可能です。
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20:閉経後でも治療を受けられますか?
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卵子提供治療は、提供ドナーの卵子も使用するため、閉経後の方でも卵子提供による治療が可能です。治療を開始する前に、年齢や健康状態に加え、子宮の状態も確認し、医師が評価を行います。