医療相談集

体外受精の度重なる失敗

Q

私は台湾在住の日本人で、夫は台湾人です。これまで台湾政府の補助を利用し、他の医療機関にて体外受精を3回ほど受けてきましたが、いずれも採卵・受精までは進むものの、移植可能な胚が得られない、または移植しても妊娠に至らない結果が続いております。 現在の担当医からは卵子提供についても検討するよう勧められているのですが、茂盛病院でも同様に卵子提供を治療の選択肢として提案されるケースがあるのでしょうか。 貴院での治療方針や考え方について、ご意見をお聞かせいただけますと幸いです。

A

T様
このたびはご相談内容をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

ご年齢を踏まえますと、45歳以降は加齢に伴う卵子の染色体異常の増加により、着床不成功となる可能性が高くなると考えられます。また、AMH値の低下により採卵数が少ない場合、卵子数が限られ、かつ質の面でも影響を受けるため、体外受精の成功率が低下する傾向がございます。もしご自身の卵子での妊娠をご希望の場合は、当院での詳細な評価をご検討いただくことも可能でございます。一方で、卵子提供についてご検討いただける場合、以下のようなメリットが考えられます。

1.繰り返し採卵を行う必要がなく、身体的・精神的な負担を軽減できる
2.当院の卵子バンクでは、ドナーの平均年齢は約26歳で、少なくとも20個程度の卵子の提供が可能である
3.複数の胚を得られる可能性が高まり、結果として成功率の向上が期待できる
4.余剰胚は凍結保存が可能で、将来的に第2子のご希望にも対応ができる
5.若年ドナーの卵子を使用するため、必ずしも着床前胚染色体検査(PGT-A)を行う必要がない
6.成功率は100%ではございませんが、当院における卵子提供の成功率は約80%と、高い成果が期待できる
7.台湾では卵子提供は合法であり、提供者・受給者ともに法的に保護されているため、個人情報の面でも安心できる
8.条件を満たす場合、残っている助成回数を用いて胚移植に対する補助申請が可能である

ご自身の卵子・卵子提供のいずれを選択されるかは、それぞれ大切なご判断となります。
どのようなご決断であっても、ご夫婦で十分にご相談いただくことが何より重要かと存じます。

ご不明点やご相談がございましたら、いつでもお気軽にご連絡くださいませ。

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