治療ストーリー

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AMH 0.23、卵子予備能が低くても諦めない。43歳で挑んだ体外受精の軌跡

「妊娠判定の日、緊張のあまり全身の震えが止まりませんでした。李医師から『妊娠していますよ』と告げられた瞬間、あまりの嬉しさに現実感が湧かないほどでした」

そう語るのは、43歳で初めてのママになったJ.H.さん。彼女が茂盛病院で新しい命を授かった瞬間の、激しくも温かい感動の記録です。

晩婚だった彼女がブライダルチェックを受けたのは42歳の時でした。そこで突きつけられた現実は、AMH値0.23。卵子の在庫がほぼ底をついているという厳しい状態でした。一刻の猶予もないと悟った彼女は、すぐに不妊治療外来の門を叩きました。担当の李俊逸医師は、専門的かつ明快に治療方針を説明し、彼女の不安に寄り添いながら自信と温もりを与えてくれました。「この先生にすべてを託そう」——彼女はその場で決意したといいます。

 43歳という年齢に加え、極めて低いAMH値。課題は卵子の数だけでなく、質の低下や胚の染色体異常のリスクでした。李医師が提案したのは「貯卵を行い、その後にPGT-A」を行う戦略でした。PGT-A検査は、ダウン症などの染色体異常を事前に検知できる技術で、高年齢層の妊娠率・出生率を高め、流産のリスクを最小限に抑えることができます。

 「何百本と注射を打っても、その恐怖に慣れることはありませんでした。何より辛かったのは精神的なプレッシャーです」。採卵のたびに一喜一憂し、数字に怯える日々。それでも彼女は自分に言い聞かせました。「経験豊富なチームを信じ、心と体を整えれば、きっと良い知らせが届くはず」

数回の採卵を経て得られた胚は4つ。しかしPGT-Aの結果、3つは染色体異常で移植不能。残されたのは、わずか「30%の低頻度モザイク胚」一つだけでした。これが彼女にとって唯一の、そして最後のチャンス。医療チームは細心の注意を払って移植を行いました。

幸運なことに、その小さな生命は彼女の子宮にしっかりと根を下ろしました。そして40週の時を経て、ついに元気な産声を上げたのです。

彼女は、今まさに暗闇の中で頑張っている未来のママたちへ、心からのメッセージを贈ります。

「道のりは険しく、不確実なことばかりかもしれません。でも、あなたは一人ではありません。この道を歩もうと決めたその瞬間から、あなたは子供のためにすべてを捧げようとする、愛に満ちた立派なお母さんなのです。心から応援しています!」

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